九州観光アンケート《確定版》
2005年10月1日発行の創刊7号より
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変わりつつある観光、
高まる知的満足感と精神的充足感への潮流
九州観光推進機構 国内誘致推進部長 甲斐和郎
フォーラム福岡5号での観光アンケート結果を九州観光推進機構の甲斐和郎・国内誘致推進部長が解説する。

第1位:阿蘇

第2位:湯布院

第3位:福岡・博多
![]() 第4位:長崎 |
![]() 第5位:高千穂 |
![]() 第6位:くじゅう ![]() 第7位:桜島 |
![]() 第8位:別府 |
![]() 第9位:太宰府 |
![]() 第10位:雲仙 |
![]() 第10位:黒川 |
都市型観光などの新潮流が出現
九州の観光地として誇れるスポットのランキングに関しては、旅行会社のデータや消費者調査などの結果とほぼ一致しており、妥当だとみている。上位ランクインの観光地は、中でも魅力的であり、また全国区の観光地として知られているスポットが顔を出しているといえよう。
このランキングにおける特徴的な傾向として、3位に登場している福岡・博多に代表される都市型観光の流れが挙げられる。福岡ヤフードームやキャナルシティ博多、屋台などに象徴される都市自体の魅力に加え、買い物などの要素も含めた都市型観光という近年の潮流を顕著に反映しているといえる。かつてのかもめ族、有明族などの言葉に代表されるように福岡・博多は九州域内からの集客が主だった。しかし、最近では関西圏などからも集客できるようになり、都市型観光としてのひとつのスタイルを確立しつつある。
今後の観光スタイルに優位な九州
旅行の決定要因として、自然、温泉、グルメなどが定番であることは変わらない。私たちが取り組もうとしている物語性や体験型などが決定要因として少ないのは、そういった旅行がまだメジャーになっていないためだと思うが、今後は大いに伸びていくと期待している。
大手広告代理店の調査では、現在の消費者は精神的な充足感や知的な満足を求める傾向が強まっているという。そうなると、旅行でも歴史・文化などに触れたいという比重が必然的に増すと予想できる。体験型の旅行は、これまでの、いわば物見遊山タイプの旅行にプラス・アルファ的な要素を加味した、より満足度の高い新しいスタイルであり、これからの主流になるのではないか。
九州は知的満足感や精神的充足感を満たしてくれる歴史的・文化的な観光地に恵まれており、今後、国内外に向けて積極的にPRしていきたいと考える。
重要なカギを握る観光ボランティア
観光における具体的な精神的充足感や知的満足を考える上で、訪れた土地での掘り下げた説明やうんちくとともに、もてなし方やホスピタリティーが、今後より重要になるのは間違いない。
訪れた観光地やその土地のファンになっていただき、リピーターになっていただけるためにも観光ボランティアガイドは重要であり、その役割は大きいと認識している。観光ボランティアガイドの充実を図ることが、これからの九州観光にとって非常に大きな財産になると考えているので、機構としても、各県・各市町村と協力し、ボランティアガイドのネットワーク強化やスキルアップを図っていきたい。
存在感増すインターネットの今後
旅行情報の入手先で首位となったように、観光面においてもインターネットは、その双方向性で存在感を増している。
近年は、各個人がブログなどで情報発信を行っており、旅行会社サイドでも商品開発やマーケティングにおいて無視できないものとなっているのではないか。
今後ますます情報発信に関るインターネットの重要度は増していくと考えられるので、我々も何らかの対応をするべきだと考えている。
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※当ページの内容は、2005年10月1日発行の創刊7号に掲載されたものです。













